このエントリーは『DevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」』の83日目(2015/1/29)の記事です。
かつ、1週間全部俺!第6弾。バトンを繋げ、100日まで繋げ!
自己紹介
エンジニアからマネジメント
あと2回の投稿がんばるぞね。
今回は、下記の内容について再度ブログで深堀してみようかな。
「マネジメントのキャリアってどうなの」
http://www.slideshare.net/araratakeshi/devlove2014-38297540
私は今、社内で一番大きな部署を任されている。事業戦略等の会社を動かす会議体の一員でもある。
つまり、色々な意味でマネジメントに直面している訳である。
マネジメントとは、言葉の定義はどうであれ、深い歴史があり、人類が家族を越えて共同生活を始めた時から存在すると思っている。
近代マネジメントという意味では、テイラー、ファヨール、メイヨーなどの考え方から派生してきたと言っていいだろう。
いろいろな経営書やビジネス書で学んでいくと、私の好きなアジャイルのXP、Scrum、Leanで学んだことが次ぎから次ぎへと出てくる。
トヨタ生産方式やTOCやホンダのワイガヤのエッセンスなど、日本の高度経済成長を支えた現場力なども、アジャイルプラクティスやマインドに凝縮されて存在している。
当たり前と言えば、当たり前なのだが、アジャイルソフトウェア開発宣言(http://www.agilemanifesto.org/iso/ja/)の17名の賢者達が、過去のマネジメントや実践を通して、パタンへと凝縮していったのだから。
知の巨人達が実践し・学び・開拓したマネジメント手法が、これらのアジャイルのフレームワークやパタンや開発手法に織り込まれている。
知識労働者の管理方法、師弟関係での育成方法、サーバントリーダーシップ、そして謙虚さという人間力や、チームの組織論など。
マネジメント職は、これらの方法論を使って組織全体で成果を出さないといけない。
その成果とは、業績UP。財務的成功は必須条件なのである。
しかし、短期的視点と長期的視点で見るとそれだけでは足りない。財務的成功と同等以上に必要なものがある。
その足りないものとは、組織文化を創造するということだ。財務と両輪であることは事実だが、 私はこちらが達成できなければ、長続きはしない。
定量的に測ることができな いからこそ、マネジメントが着手しなくてはいけない領域が、この文化の育成なのである。
エンジニアで実施してきたプログラミングや設計・テストなどとは全く違う世界である。
つまり、作っていたソフトウェアという成果物ではなく、チーム・組織で成果を出すという仕事である。同時に良き文化も形成しなければならない。
私は失敗を恐れず邁進しないといけない。自分がエンジニアとして最も働きたいと思った世界になるように。
前職の経営陣が私に教えてくれた。
お前の失敗はまだ甘い。本当の失敗は役職が上がらない限りできない。
失敗がたくさん待ち構えているのだろう。チャレンジぜよ。(健康も忘れずに)
さぁ、職種も乗り越え越境だ!
次は
明日も私です。明日はどっちだ!(あしたのジョー風)
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