(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/伊達政宗) |
このエントリーは『DevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」』の80日目(2015/1/26)の記事です。
かつ、1週間全部俺!第3弾。バトンを繋げ、100日まで繋げ!
自己紹介
転職という会社を変えたという越境
今回は、下記の投稿に書いたオーストラリアに脱藩する前の話を書いてみたい。
DevLOVE Advent Calendar 2014 越境 72日目担当(1/18)
くにの越境:脱藩
http://araratakeshi.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html
20年近く前、VisualBasic全盛期のWindowsクラサバ全盛の時代の話。
私は、新卒で横浜の会社でプログラマとして働いていた。
官公庁の業務でソフトウェアを提供したり、南極観測船にシステムを提供したり、とある船に乗り込んだり、外洋でとあるLANシステムを提供したり、はてまた、新聞を読むだけの定年前の人達が10人くらいいる部署があったり、コピーだけをとる専門の人がたくさんいたり、あ、コピーセンターという部署があったり、図書館があったり、天然芝のフルサイズのサッカー場があったり、敷地内に病院があったり、二日酔いで点滴をしてもらったり、旅行代理店があったり、地下トンネルがあったり、社内銭湯があったりと、 まぁ昭和の日本を支えた日本 を 象徴する大企業というものを味わった。とてもとても良い経験をさせていただいた。
当時、自分よりプログラミングに優れている人が部署内にいないことで、自分のスキルを上げるべく、私は転職という道を選んだ。
私も若かったのだろう。退職届けの後、かなり衝突もした。
がしかし、「辞めるまで誠意をみせてよく頑張ってくれた!」という言葉を尊敬する2段上の上司からもらった時は、伝わる人には伝わるんだということを学んだのだった。でも、逆の立場で考えると、自分は相当甘甘甘ちゃんだったと今でも思う。
でも、まったく後悔はしていない。辞めていなかったら今の自分は絶対に存在していないだろうし、もっと、ぐうたらなスーパーシュガー社員になっていたことだろう。
そして、仙台のとある会社にジャンプした
この会社では、本当にたくさんのことを学べた。毎日が楽しくてショウガなかった。
厳しさも同時にあった。年俸制だったので、毎年契約更改があるのだ。あたなの1年の給与はこれですという提示が毎年ある。
かなり緊張もするが毎年保留していた。考える時間をくれ!と。今更だが生意気にもほどがある。若さほど素晴らしいものはない。
この会社では、出版業界の方々と一緒に仕事をする機会が多々あった。日経BP社の取材、翔泳社のムックへの執筆、技術評論社への製品紹介記事の執筆、カンファレンスへの登壇、出版社の開催する1週間技術セミナー講師など。他に、サンノゼでのJavaOneカンファレンス海外研修など、通常のソフトウェア会社であれば経験できないことを、まっこと、たくさん経験させてもらった。感謝の念しかない。
自分の価値観や人脈など、ここでの経験は自分の人間形成にとってかけがえのない宝物となった。
今でも、逆境に立った時、当時の先輩や経営者なら、どういう行動をとるだろうか?と判断基準にすること多々ある。心から尊敬している。
そして、経営書やビジネス書に書かれていることが、これでもかと実践されていることに、今になって気づいている。
当時はまったく気がつかなかった。離れてみること、マネジメントを勉強することでこれらが分かってくる。
働きやすい環境づくりに、そうとう力を入れている。従業員満足度を高める施策が豊富にあったのだ。
例えば、
- 1年1回の全社員総会でのバーベキュー
- ホテルでのクリスマスパーティ
- エスプレッソマシン
- フリードリンク
- 各種スポーツ大会
- 月1誕生会
そんな会社を辞めてしまった自分の若さや至らなさが情けなくなってくるが後悔はしていない。
書いていて、思い出したことがある。当時、サムライ・アライ(韻を踏んでる)と呼ばれたことがある。
成果として自分に厳しく業務にあたっていたことに対して、とある経営陣の方からそう呼んでいただいた。当時は当たり前だと思っていたが、なかなかそんな偏屈な人間はいなかったようだ。
そんな良い会社ではあったのだが、まとまった勉強をガッツリしたくなってしまった。昔も今も勉強ばっかりしている気がする。
その衝動を押さえられなくなって、そう、脱藩(くにぬけ) をしたのだ。
退職時には前回の教訓が活かされ、円満退社させていただいた。周りの方々に本当に恵まれたということである。本当に感謝である。
心の奥底から
I really appreciate it.
横浜の大企業と仙台の強力な企業での越境の経験談でした。(決して、転職を薦めている訳ではない)
そして、脱藩へと続くのである。
世界に飛び出せ!
さぁ、飛行機に乗って越境だ!
いやいや、脱藩や転職以外に方法はないだろうか?
他の文化を知るにはどうしたら良いだろうか?
転職しなくてもできないだろうか?
そんなことを考えたのが、下記の投稿だ。
会社間の人材交換・人材留学という越境(11/22 Advent Calendar 15日目の投稿)
http://araratakeshi.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
転職? いやいや
↓
脱藩? いやいや
↓
人材交換・人材留学? Yes!Yes!Yes!
次は
無限ループに繋げたので、そろそろネタがなくなってきた感が満載であるが、明日も私です。明日はどっちだ!(あしたのジョー風)
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