2014年1月23日木曜日

達人アジャイラーの経験と知恵がここに。アルティメット・アジャイル・ストーリーズ イテレーション3





「アルティメット・アジャイル・ストーリーズ イテレーション3」読了。

アジャイルになることを実践している方々の試行錯誤の生の声があふれている。ヒントの宝庫だ。
それぞれの人が異なった切り口で書いており、どれもこれも、頷いてしまう。
また、アジャイルの原点などを再掲してくれたりするので、「あーそうだよね」って再確認することにも役立つ。
1人の著者によって書かれた書籍とは全く異なる面白さがある。シリーズ3作目だけど、継続ネタの著者もいたりして結構いい。

XP,Scrum,Leanなどアジャイルの形はそれぞれあるけど、それを取り入れただけで上手くいくものではないんだよね。
それを使う人によって、いかようにも変えられる。
野球やテニスなどルールやフィールドはあるけど、良い試合もあれば、最悪の試合もある。
これと同じように、決まり事がシンプルであればあるほど、そこに介入する人によって、柔軟に変えられる。
これは、選手目線(現場)、監督目線(マネジャ)、参加者目線(顧客)、で少しずつ異なるんだろうなぁ。でも最終的な価値を生み出す先に届くように活用していくべきなんだよね。

それぞれの達人が実践している試合、最高に面白い。

そして、ジム・コプリエンさん寄稿のボリュームと内容が圧倒的。
』がここにもある。
日本って結構すごいじゃん。これらが日本人の暗黙の価値観にあるって我々のストロングポイントなんだよね。成果ということよりもこういった特性にもっともっと焦点をあてるには、逆輸入しかないのかなぁ。






各著者の感銘を受けた引用


「ユーザーストーリーマッピングによる期待マネジメント 市谷 聡啓氏」
コストや期間によるスコープ調整に没頭すると、いつの間にか見失っていることがある。なんのためにプロダクトを開発するのか、そのミッションは常に忘れてはいけない。
ユーザーストーリーマップ上で縦と横で表される面積が、プロジェクトでの実現範囲となる。この面積が全体として大きくなりすぎたり、偏りすぎないように、ステークホルダーと一緒になって調整するのが、ユーザーストーリーマッピングを用いた期待マネジメントである。


「関西人スクラムマスターがとあるチームと過ごした日々 中村 洋氏」
割り込みタスクをタスクボードに追加する際に、その優先順位をタスクボード上で表現しました。急ぎであればDoingレーンに近い側に、そうでなければ、遠い側という感じです。優先順位を決めるには、依頼者にそれをやる理由や期待する効果を説明してもらう必要があり、それをスタート地点として...会話が始まります。
...
(一度に変わらなくても)このように一歩一歩工夫して、改善していくことで、より成熟したチームに変わっていくことができます。


「だからリーンソフトウェア開発は難しい 藤原 大氏」
真の問題を解決する
作っているプロダクトに焦点を当てるのではなく、顧客がまさに遭遇している問題に焦点を当てる。

「アジャイルなチームのつくりかた 阿部 智紀さん」
『アジャイルだからこれをやってみよう!』このような言葉はチームの中で一切でてきません。
...目的がアジャイルになるとプラクティスを正しく行うことに注意が向き、結果、ユーザにとってもチームにとっても正しいことを行うことができなくなってしまいます。


「アジャイルの夢を実現する -チケット駆動開発で考慮すべき点 阪井 誠氏」
...マインドはアジャイル開発の重要な要素です。しかし、サーバントリーダーシップや自律的な組織、メンバーの能力を最大限に発揮するという考え方は、従来法での開発となんら矛盾しないものです。また、顧客への価値の提供もビジネスを継続するには、当然必要とされるものです。...アジャイル開発に依存しない、そのようなマインドの実現を目指したものがプロジェクトファシリテーションと言えます。

「チームビルディングで強いアジャイル開発チームへ 関 満徳氏」
チームの中で、メンバーがお互いに刺激し合ったり助け合ったりすることで、メンバーの知識や経験が蓄積され、チームとして強くなり、チームとしての成果つまり相乗効果が発揮できるようになります。
...グループとは特定の目的を達成するために集まった複数の人々、ただそれだけです。...一方チームとはグループの中でも協調を通じて、プラスの相乗効果を生んでいるものを目指します。
チームメンバーの一人ひとりが、チームビルディングを意識し、チームビルディングを続けることが、強いチームを作るためには必要です。

「マネジメントの昇華:数字のマネジメントからの卒業 大野 晋氏」
マネージャから伝えられたのは、『迷ったら変えろ!』という原則だった。マネージャの仕事は変えること!

「マイクロソフトのエバンジェリストがやってきた”アジャイル” 長沢 智治氏」
私は技術で壁を作ってしまうのは開発者にとって機会損失になるという思いをもっている小さな枠にとらわれず開発者のもっているポテンシャルを最大限に発揮してほしいのだ。そこにはきっと『アジャイル』がひとつのテーマになるとも思っている。


著者のリストは下記から見ることができる。
http://ultimateagilestories.web.fc2.com/bookcontents3.html




2014年1月22日水曜日

アジャイルに生きる 〜フリーランスのデベロッパーとしての生き方〜 DevLove参加メモ


日時:2014/01/20 (月) 19:30 - 21:30
URL:http://devlove.doorkeeper.jp/events/7816
タイトル:アジャイルに生きる 〜フリーランスのデベロッパーとしての生き方〜

場所は、パソナテック/エンジニアカフェ
めちゃくちゃきれいな会場でした。
https://www.facebook.com/pasonatech



本日の講演は、「Google Androidプログラミング入門」「50 Android Hacks」の著者の江川さん。アジャイルとデベロッパーの生き方など江川さんの思うところのお話。


感想


仲魔という女神転生を比喩にしたフリーランスとアジャイルの関係はスゴく分かりやすかった。傭兵と仲魔はどう違うのか疑問に思ったが、金銭的だけの繋がりが傭兵で、ゴールのビジョンを共有できているのが仲魔なんだとろう勝手に解釈。

何かものを作る時に、創造やクリエイティブという領域では、
不明確なものは、本当はワクワクするものだったり、おもしろさに繋がるものだったり、いいもののはずなんだけど、請負はリスクになるから、そう言う話を嫌う
っていうのは思わずうなってしまった。これは請負でなくても企業の中で働いていたとしても、同様のリスクを負わないようにする人は結構いる。減点式の日本社会の負の部分なんだろう。

また、アジャイルなどの技術的インターフェースについて、
自分自身やチーム、仕事、ビジネスのインタフェースを活かしていない。ソフトウェアのインタフェースと同じように、活動を心地よくするために、取り組んだ方がよい
というのは、自分より次のフェーズに進んでいる方だと感じ、多いに刺激を受けることができた。参加して本当に良かった。


講演メモ


お品書きは、

  1.  前菜:アジャイルのプロセスとマインド
  2.  メイン:フリーランスとアジャイル
  3.  デザート:距離とアジャイル



前菜:アジャイルのプロセスとマインドの話


アジャイルマインド
 情熱、気概、理性、人情
アジャイルのプロセス
 論理的なもの。メソドロジー、ツールや方法論

プロセスとマインドはどっちも大事
 冷静な理性と燃え滾るマインドが影響を与えながらバランスをとりながら物事を進めていく

アジャイルとは、
 人重視かつ物重視

人重視
 規律・価値観・誠実さ
 人と人との粗結合な繋がり
 プロフェッショナル同士のメッセージ

物重視(成果)
 過程よりも最終的な成果を大事にする



メインディッシュ:フリーランスとアジャイル


自立と協調の2つの軸。裏腹な関係。

協調
 一人だと多くのことはできないので、必然的に周りのプロが多くなる
 同じ境遇の人達が増えてくる。見えてくると言っても良い。

自律・自立・自己責任
 全て自分に責任があるか自分が決める
 泣いていても誰も助けてくれない

この両方があってフリーランスの活動が成り立つ
これって、アジャイルそのもの何じゃないのか。人重視と物重視が対応づいている。

  
フリーランスとしてアジャイルに生きるためにはどうすればよいのか?
 試行錯誤した結果、ついに見つけた方法論。

デジタル・デビル・ストーリー女神転生」1987のファミコンゲーム。
http://ja.wikipedia.org/wiki/デジタル・デビル物語_女神転生

人間だけだと弱くて先にすすめない、魔物達を見方につけて戦っていくゲーム。
 仲魔(ナカマ)を見付ける

ナカマとして振る舞うには、
 気が向いたらナカマになる。気が向かなかったらナカマにならない
 ボスを倒せるとは限りません。精一杯がんばるだけ
 一歩歩く毎に、マグネタイトを頂きます。強いヤツほど大食い


これって一方的に見えるけど、実は違う。
 使えないと思ったら、捨ててください
 同じ立場を共有します
 歩いた分しかもらいません(明瞭会計)

 
自分の身を守る必要がないので、頑張るのみ。自分を召還した人のために対等な協力関係。刹那的で長期的ではないけど、利害関係は一致している。本来の目的を見失うことなく、やることに注力できる。

バグも仕様変更もない。あるのは、いかに良いものを作るか、ただそれだけである。

見積もりは機能要件単位だったりするよね。
 機能の多さで単価が決まる。
 機能が多いから良いものか?そんなことないでしょ。使われない機能っていっぱいあるでしょ。
 一歩あたりのマグネタイトで支払われる方がいいでしょ。
 1つの機能をとことんつくった方がお互いにとっていいでしょ。

高くなったり長くなったり
 保証する=>瑕疵担保=>多分1日でできるけど、1週間と言っとくか。
 数珠つなぎでどんどん遅れがでて期間が増える
 自分を守ることことしか考えなくなる
 
つまり、
 わたし VS あなた
 私の利害を浸食しないような構図になってしまう。


フリーランスとして仕事を請け負う時のスタンスとして、信条を明らかにし利害関係社に伝え実践する。

最初から全貌を見通せない
 何に対して約束すればよいのかわからない。わからない中進んでいくものなのに、わからないものにコミットしているからイビツな状態になっている。

本当は不明確なものは、本当はワクワクするものだったり、おもしろさに繋がるものだったり、いいもののはずなんだけど、請負はリスクになるから、そう言う話を嫌う。言った言わないのエビデンスを残さないといけない。それは身を守るため、でもそれって成果に対して責任におっているよりも、過程を重んじているでしょ。


意志を表明することが重要。毎回受け身である必要はない。
自分の労働スタイルなどを明確に提示できて、それを受け入れてくれるクライアントと一緒に仕事をする方が、最後にどんでん返しなどのトラブルを避けられる。
無視でも、フリーランスの方針を示すことが重要



デザート:距離とアジャイル


可視化し共有するアジャイルのスタイルは距離を超えやすい。むしろ、越えられないやり方がおかしい。改善しましょう。

・オンラインコミュニケーションのノウハウ
 イヤホンマイクを使う(内蔵マイクは使わない)
 会議室に数人いて、リモートが個人の場合、仲間はずれ感を出さない。
 全員がオンラインにログインすると対等に話ができる。距離が関係なくなる。

・情報はことごとくクラウドにあげる
 見えないものがないようにする

・気軽に楽に会話する
 隣の席の人に「ちょっといい?」って聞くくらいの感覚でメッセージ。遠慮しない。
 メールや電話は最終兵器で極力使わない。時差がある場合は無理だしね。





質問タイム


エンジニアとして、フリーになると、雑務の業務が増えるのではないだろうか?

自分の勉強をなるべくするようにしている。1人でやると引きこもってしまう。アンテナが顕著に低くなる。感度が下がる。
財務関係は、その人次第だと思うけど、年末にやっていた。今は法人なので、年末にできる量ではない。制度上つけるようにしている。
独立して、はじめていれた社員は秘書だった。自分と同じことができるのは難しい。それをつれてきたとしても意味がない。自分しかできないことの時間を作るために、秘書を雇った。税理士さんにお金払えばやってもらえる。


フリーランスと法人の違い?

創業10年のフリーランスと10年の法人であれば、社会的地位が高い方、信用度であれば、法人の方がベター。


クラウドソーシングに関して?

できる人がたくさんいる中の1人であるよりは、尖っている方がフリーランスとしてはありやすい。
要求はその領域はモヤっとしている。それを助けてくれるという依頼の仕方ができるような関係を作っていけるといいんだろうけど、クラウドソーシングとかでは、それを依頼できないんじゃないかなぁ。


フリーランスだから企業より安く仕上げられるか?

チェーン店の方が個人レストランより安くできるケースもある。個人営業の食堂が吉野家と戦うのは厳しい。




2014年1月19日日曜日

イーロン・マスク。同時代にこんな天才がいるなんて。





ペイパルの創業者のイーロン・マスク。宇宙ロケット、電気自動車、太陽光発電というどれもが国家規模の事業を1人でやってのける人間がいるなんて。もう言葉がない。
冒険家、救世主。地球を救うんだろうという期待を持ってしまう。
スタンフォードを2日で辞めている時点で、凡人とは全く異なる思考ロジックなのか?いや、当たり前のことを純粋に追いかけているだけなのかもしれない。
持続的イノベーションを打破するのは、新規参入の破壊的イノベーションなのだろう。これがまさしく当てはまる。

以下のTEDの動画で、この人の魅力が良く分かる。情熱はあるけでイヤミ感がまったくない。

TED: イーロン・マスク 「テスラモーターズ、SpaceX、ソーラーシティの夢」




テスラ社のロードスターの加速が良く分かる動画もアップされている。
すんんんんんんごい。


0−400m対決:ポルシェ『911』 VS テスラモーターズEVスポーツカー『ロードスター』
http://www.youtube.com/watch?v=NhABHId42Kw


夢の仕組み


地球の人口が70億突破
  ⬇
近い将来100億に届くだろう
  ⬇
二酸化炭素の増加で温暖化
  ⬇
地球以外の惑星に住まなくてはいけない
  ⬇
火星への飛行可能なロケットが必要
  ⬇
ロケットを作るためには時間がかかる
  ⬇
二酸化炭素による地球環境の悪化を食い止めるための延命が必要
  ⬇
排気ガスをまき散らすガソリン車より電気自動車
  ⬇
電気自動車の開発が必要
  ⬇
それを広めるには充電ステーションが必要
  ⬇
太陽光パネルでの充電ステーション
  ⬇
宇宙ロケット、電気自動車、太陽光発電
  ⬇
人類を火星に移住させる


引用


イノベーションの方法
過去に例のない新しいものを生み出す場合は、原理に立ち返って物事を見つめ直す姿勢が最も重要

挑戦と成果の間には、過酷な試練が待っているものだ。

人生もロケット開発も失敗は避けて通れない。大事なことは失敗から何を学ぶかだ。
失敗をしなければ次のステップには行けない。失敗から短時間で最大限の学びを得るのがシリコンバレー流だ。

人類史にもし、成功の法則があるとすれば、それは、『失敗で挫けないこと』だ。挫折して座り込んでいては、いつまでたっても成功には辿り着けない。

原則に立ち返ること、思考停止に至っては行けないこと、チャレンジには試練がついてくるということ、失敗から高速で学ぶこと、失敗を経験しとことのない者に成功は訪れないのだろう。世の中に敗北者達はたくさんいるのだろうが、勝利した人達は、諦めずに邁進するエネルギーを持ち続けていたのだろう。自分を信じることと執念かな。


リーダー論
『指揮官はまず楽観的であることが重要だ。指揮に自身と情熱と楽観の匂いがなければ、勝利はおぼつかない』ドワイン・アイゼンハワー

夢には1つの習性がある。フォローの風に乗るとドンドン膨らむが、アゲンストの風に遭うとあっさりしぼんでしまうことだ。この習性をよく覚えておかないと、夢は手に入らない。

リーダーの果たすべき役割は、『直ちに必要とされているものと、遠い将来に必要とされるものを調和させていくこと』だ。
ピーター・ドラッカー
楽観的に振る舞うと同時に、中身は緻密に計算して、考え抜いているということと、それを実行できるだけの知能を持ち合わせているんだろう。稀代の天才だからなし得る技なのかも。



未来を手にする方法

『今』にしがみついて『未来』をあげつらうか、今を脱却し未来に光を見付けるか。

アイデアはあったのに、なぜ誰も作らなかったのか?『アイデアを実行することは、アイデアを思い付くより難しいからだよ』

『我々はここで未来を作っている』


21世紀のビジネス競争では、単品の性能をたかめるだけで勝利をつかむことは難しい。全体を取り込んだ便利で使いやすいシステムを生み出すことが成功の秘訣である。 
行動力だね。価値を心底考え抜き、没頭することで未来を切り開く。「我々はここで未来を作っている」カッコいい。


組織
シンプルな設計は、組織構造のシンプル化という大きな相乗効果も生んでいる。...ロケット設計がシンプルでないと、組織まで肥大してしまう。...設計をシンプルにすることで、組織のオーバーヘッドを極めて軽いものに変えた。

新しい技術を開発しようという時は、縦割り組織では対応できない。技術は極めて高度に複雑化しており、『ここまでが私の組織の領分です』なんて線を引いていたら、『進化のジェットコースター』から振り落とされる。

一度組織を作ると、市場が変化したからといって簡単に変えることは困難だ。本来、市場が『主』であり、組織は『従』であるはずのものが、組織が『主』になってかわらず、市場の変化から取り残されて企業は潰れる

とにかく大きいことを言いたがる人は、現場の小さな仕事にはなかなか目が届かないものだ。逆に、小さなことしか言わない人は、大きな未来は目に入らない。されば、大きいことを言いながら、小さい仕事にまで目配りできる経営者は稀少であり本物だ。
コンウェイの法則(『ソフトウェアの構造』は、それを作った『組織』を反映したものになります。」)を表現している。そして、組織構造は市場の変化に合わせて毎日でも変えたいと言っているユニクロの柳井さんの発言と通じるものがある。グローバルでトップを走っている経営者が考えることは一致している。徹底的に考え抜く経営者達の行動特性なんだろうなぁ。


ビジネス
お金は私たちの社会の必要なところへ流れていいく。カネを増やすことに知恵を使うのではなく、カネの使い道に知恵を使っていた。…人類を火星に送る宇宙ロケット開発こそまさしく価値のあるお金の使い方なんだ。たとえ、儲けが見込めなくても。

ここまで言い切ってしまうって、凡人には簡単なことではない。
あと、『フラッシュモブ』というワードをはじめて知った。このスピード感がシリコンバレーの現状を生み出しているんだろう。



自分の価値観。プロ論の原点




正月に実家に帰った時、押し入れの奥から引っ張リ出してきた。
ハンス・オフト氏は、あの有名な『ドーハの悲劇(http://ja.wikipedia.org/wiki/ドーハの悲劇)』の日本代表の監督。
自分が新入社員の時に購入した本。1995年初版。約20年前に買った本が押し入れに残っていた。
今まで自分がスキルアップを考えていた時の原点がここにある。マネジメントなどを勉強するなかでも自分の基軸になっている。再読してみて良かった。うん原点回帰。

勉強会でサッカーの話題に及んだことで、急に思い出したんだよなぁ。コミュニティーから刺激を与えてもらった。嬉しい。すぎいさんの発表と下記スライドで、再びビジネスマインドとサッカーマインドが結びついた。ありがたい。





コーチの使命

最初にコーチが考えなければならないこと、それはいかにして選手達にサッカーへの愛情、情熱をめばえさせ、目覚めさせるかということである。サッカーは楽しい、そして好きだという意識を持たせる。それがコーチとしての第一歩である。

嫌なものを無理矢理やらせても、そこには愛情も情熱もわかないし、進歩もない。選手をコーチのロボットにしてしまうだけであり、選手の意志も思考も存在しない。そんな状況で自立したプレーヤーなど育つわけがない。

それぞれのプレーヤーが自立し、選手がお互いに教え合い、指示し合うことによって戦っていくことである。

考えることを放棄してしまうと、サッカーという競技は実につまらないものになってしまう。

コーチが相手にするのはキャンバスでも粘土でもない。生身の人間である。...作品とは完成された選手であり、チームである。その喜びは何物にも代えがたいものだ。その喜びは、質とかレベルには関係ない。子供のチームであろうと代表チームであろうと、その達成感は全く同じものである。

ここから来ていたんだということの発見。原点が分かった気がして嬉しかったなぁ。マネージャーにもこのコーチングという概念がスゴく重要なんだよね。


ディシプリンの重要性

自由、自由といってもサッカーがチームスポーツである以上、完全な自由などというものは存在しない。それぞれの選手にはそれぞれの役割があり、その役割と創造性のバランスをとらなければならない。
いかにして共通理解を築き、共通のピクチャーを持たせることが出来るか、コーチの手腕がその時に問われる。

完全自由は存在しない。どの世界にも制約は存在する。その制約の中で最高のパフォーマンスを出していくことが本当のプロフェッショナルなんだと思う。

コーチングの目的とは

選手のパフォーマンスによい影響を与え、選手個々のプレーを向上させることによってチーム全体を成長させること。コーチングの目的はこれに尽きる。

R=Q x E x A
結果Result、質Quality、効率Efficiency、情熱affection

コーチは
選手同士がどのようによい相乗効果を生み出せるか、どのように好影響を与え合えるかを、常に考えることが大切だ。時にはメンバーを入れ替えたり、選手に対する態度を変えることも必要となる。

創造とは、まさに考えることである。イマジネーションの豊なプレーとは、多くの情報を基に状況を把握し、多くの選択肢の中からベストの選択を選び出すことだ。

スポーツの世界では、試合で結果を出すことを求められ、それと同時に育成・成長もしなくてはいけない。選手寿命を考えると日々戦いであり、スゴく厳しい世界だ。サラリーマンとは比較できないくらいタフな業種だ。マネジメントと自己管理に関して、ビジネスマンは参考にできることが山ほどある。


プロ論

実践できなければ、わかったことにはならない。
他人を律するほどに自らを律することは、なかなかできないものだ。

プロのサッカー選手になるということは、自分の人生をサッカーに捧げるということだ。つまり、常にサッカーのことを考え、サッカーのために有益なことは何でも取り入れ、食事や睡眠といった生活すべてを、『サッカー第一』を念頭に置いて行うということである。夜食にインスタントラーメンをすするなどということは、プロ選手にとって大敵であるということ。

食事とともに重要なのは、睡眠である。夜更かしは厳禁。睡眠不足では疲れが取れず、良いプレーはできない。自分にとって何がプラスで何がマイナスなのかを常に考え、プラスになることは、たとえつらくともやり抜くこと。つまり自己管理ができるかどうかが、プロ選手となり大成するかどうかの分かれ目といっても良い。

食事と睡眠の重要性、私自身、スゴく気をつけている。若い時に読んだ影響が残っているんだろうなぁ。でも、酒だけは....。あれラーメンも。うーん。実践できなければ、わかったことにならないんだなぁ。分かっていないんだオレは。





2014年1月12日日曜日

ワーク・シフト 2025年の働き方。もっと早くやってくるよ。




 リンダ・グラットンの「ワークシフト 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」読了。

気になっていたところ「2013年ビジネス書大賞」(http://biztai.jp/prize.html
に選ばれたということで、購入の背中を押してくれた。

「第1にさまざまな専門技能を次々と身に付けることを意識して行動し、第2に、いろいろなタイプの興味深い人達とつながり合うために、善良に、そして精力的に振る舞い、第3に所得と消費に重きを置くのではなく、情熱をいだける有意義な経験をしたいという思いに沿った働き方を選択する必要がある。」

第1のシフト
 ゼネラリストから『連続スペシャリスト』
第2のシフト
 孤独な競争から『協力して起こすイノベーション』
第3のシフト
 大量消費から『情熱を傾けられる経験』へ


要素の一部はIT業界では既に広まりつつある概念だと思うのだが、一般のビジネスの世界では『比較的』新しい考え方なのかもしれない。

第1のシフトの『連続スペシャリスト』は、DevOps、グロースハッカー、フルスタックエンジニアなどコアの思想は似ている。

第2のシフトの『共創』は、wikipediaやオープンソース、ソーシャルコーディングなど、その実績は十分にある。

第3のシフトの『経験』はシリコンバレーのスタートアップの起業の熱量なんかじゃないのだろうか。時間に追われるのではなく、自分たちで自由な意思に基づく覚悟と、その時間を活用する生き方。

しかし、これを自分が実践するということは、まったく出来ていない訳で、その将来像を明確に定義してくれたことがスゴい。
ビジネス大賞に選ばれるということで、この概念がコモンセンスになるし、新しい価値観が世の中の常識になっていくことを期待したい。

企業のあるべき姿

「産業革命と違うのは、変化の影響がただちにグローバルに波及し、変化のスピードがこれまでになく加速していることだ。はっきりいえるのは、いま途方もなく大きな規模創造的・革新的変化のプロセスが本格的に始まろうとしているということ。そして、その大転換の結果、世界中の人々の毎日の生活が根本から変わるということだ。」

産業革命の原動力
 石炭と蒸気機関という新しいエネルギーだった

これから起きる変化:5つの要因の複雑な相乗効果
  1.  テクノロジーの進化
  2.  グローバル化の進展
  3.  人口構成の変化と長寿化
  4.  社会の変化
  5.  エネルギー・環境問題の深刻化

この変化に対応ことを前提に物事を考えるか、分からないとして思考停止するか、方法は色々ある。予測できるものは、仮説を立て、随時それを見直し、変化を敏感に感じ、方向修正していくことを、年という単位ではなく、もっと短いスパンで考え・行動する必要がありそうだ。

そして、やはり以下のような不確実性のワダイが出てくる。

「不確実がある以上、柔軟な計画を立てて、さまざまな状況に耐えうる強力なアイデアを追求するのが懸命だ。要するに不確実性を前提に戦略を練る必要がある。とはいえ予測の正確性を磨くこともおこたってはならない。」

アジャイルやリーンの概念がやはりここでも表現されている。計画主義より、コンパスを頼りに高速で経験していくということ。ユニクロの柳井さんが、「毎日でも組織構造を変えたい。なぜなら日々世の中が変化しているからだ」ということが脳裏によみがえってきた。アジャイルとかリーンとかの言葉を使うと拒絶反応をする人達がいるので、こういった引用を用いるといいんだろうなぁ。

この変化を管理的手法で考えていたら、人は自主的判断をせず、他人任せにしてしまう。その答えが「遊び」だ。

「創造性を刺激し、新しいアイデアを生み出す上で、遊びがきわめて重要であることは古くからよく知られている。...空想と想像をはたらかせて遊ぶことがイノベーションの核をなしている。...未来の世界で創造性を発揮するうえで最良の方法は間違いなく、仕事と遊びの境界線をあいまいにすることだ。仕事が情熱を燃やせる趣味であるとき、私達はもっとも充実した仕事ができる。」

最高に遊ぶ。熱狂的に遊びながらものを創る。こんなことをしながら世の中のスタートアップのサービスは出来上がっていくのだろう。クリステンセンのイノベーションのジレンマが、もう既にグローバルに起こっている。自分たちの業界だけでしか物事を考えていないと、一気に市場を奪われてしまう。管理的手法で計画的に8時間労働でサービスを作る業種や分野も多く存在するだろう。しかし、Webの世界では、経験的手法で熱量をもったハスラー達が浸食を忘れ、熱狂的にコ・クリエーションしている。そんなサービスと戦うのではなく、共創していくことを強く認識しないといけない。

自分ブランドを築く方法


3つのタイプの人的ネットワーク

  1.  ポッセ(同じ志をもつ仲間)
  2.  ビッグアイデアクラウド(大きなアイデアの源となる大人数のネットワーク)
  3.  自己再生のコミュニティ(リラックスできる友達)

高い価値をもつ専門技術の3条件
  1.  価値を生み出せるか?
  2.  希少性があるか?
  3.  まねされにくいか?

と書かれている。

企業自身も、それぞれの個人も、これらに注力していかないといけない。
なぜなら、

  • 多様性が単一文化を凌駕する
  • 学習と成長の機会が得られること。刺激をお互いに与えられる人達と仕事をすること。
  • 管理よりコーチングを求めている


つまり、以下なのだ。

「新しい未来を切り開くためには、これまでの固定概念、知識、技能、行動パターン、習慣などを根本から『シフト』する必要がある。」


『資本論』のマルクスも、仕事は受動的な生産と消費のプロセスではなく、積極的な自己実現のプロセスであるべきだと、考えていたらしい。そして、この本では、『カリヨンツリー型』のキャリア形成をしていくとこが重要だといっている。カリヨンツリーってなんだと思ってググってみた。


なるほど、線形のキャリア形成ではなく、色々な分岐や多様性を自分自身として磨かなくてはいかないということなのだ。
 
NHKの大河ドラマの『八重の桜』の八重の人生に似ているなぁ。

  • 鉄砲を学び
  • 大学を作ることを
  • 看護婦としての学ぶ

一生学び続け結果を出している。

そう言えば、この学ぶ仕組みはオーストラリアに存在してた。大学院やTAFEという仕組みが存在しており、費用がほぼかからない状態で生涯学習ができキャリア形成を何歳でも実現できるし、そのキャリアを企業も求めている。
在籍していた大学院にも多くのミドルエイジの人々が学んでいた。結構簡単に学びに来て、簡単に辞めていっちゃうのは、問題だと思っていたけど。
日本がそうなるには、まだまだ時間がかかるだろうが、グローバルでは既に起こっている。日本では、同じ方法ではなく、違う方法で実現しなければいけないのかもしれない。



2014年1月11日土曜日

「大地黄金」そこにいるあなたが大地を黄金にするのです



「心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる『禅の教え』読了。
枡野 俊明氏の書籍を初めて読んだ。禅の深さ。究極。

きっかけは、Agile Japan 2013
http://www.agilejapan.org/2013/program.html#02

枡野 さんの講演
「柔軟心 (にゅうなんしん) と庭園デザインにおけるユーザーエクスペリエンス」 
を聞き深く心を動かされ、ずっと気になっていた方だった。
新聞の広告で出会い、ぶらっと入った本屋で再会。これは購入しろとの神のお告げ。
購入して良かった。




時間を主体的につかうことの大切さ

『汝は12時に使われ、老僧は12時を使い得たり』
早起きをして、部屋の空気を入れ替え、季節ごとに変わる戸外の景色を見ながら、大きく深呼吸する。...風が運んでくれる小鳥のさえずりや木々の葉の色の変化に気づいて、完成が刺激され、磨かれることにもなるでしょう。ゆったりと食事のあとのお茶やコーヒーを味わっているうちに、朝の清々しさが身体にも心にも取り込まれます。...なんと『贅沢』な朝だと思いませんか?
実際にこれをやってみた。30分早起きする。その30分。新鮮な空気を吸い、小鳥のさえずりを聞き、いつもよりゆっくりしたペースでワンコの散歩をする。出勤までのほんのささやかな時間にお茶を『ゆーーーーーーくり』飲む。それから出勤。贅沢だった。本当に贅沢。これを日々の習慣にしよう。もしかしたら最高にカッコいいのかもしれない。


大地黄金

たとえそこがどこであれ、いまいるところ、自分が置かれている場所で、精一杯尽くす。すると、その場所が黄金のように輝いてくる。
光輝く黄金の大地があるのではありません。そこにいるあなたが大地を黄金にするのです。自分には合っていないように感じても、やりたいこととは違っていても、『いま』『そこ』で就いている仕事が『あなたの仕事』なのです。
いま、そこで、本気で取り組まないでいて、いったいいつなら、どこでなら本気になれるのでしょうか?
隣の芝生を見てもしょうがない。他人や他社をうらやむのではなく、自分の力でそれを実現する。リアルな映像を描き、それに対してスモールステップを踏んでいく。まだまだ黄金には輝いていないけどね。


冷暖自知

実践する中で経験を積み重ねて、体でわかる、つまり、『体感』することで、自分にとって正しい判断ができて、もちろん、行動もついてくるのです。知識だけでは『ものさし』を持つことはできないのです。
おー、これは、勉強会で出てきたことと同じだ。@garden_treeさんの言葉に通じるものがある。体験し、それを星として、軸として、絶対的なものとして持つということ。連チャンでこのようなことに触れるということは、今、意識の扉がそこに向いているんだろう。面白い。


「3年前の僕へ」
http://www.slideshare.net/garden_tree/3-28080469/136




引用



余計なことは調べない
どんなにたくさん情報を集めたって、『したいこと』も『生き方』も見つけることはできません。やはり自分の心の中に見つけることしかない。『心の置きどころ』をしっかり定めて、その心に問いかけてみるということでしょう。

八風吹けども動ぜず

そのときどきに、それぞれの風邪が吹いているだけのこと。ですから、どの風も自然に受け止めたらいいのです。自然に受け止める、ということは、真摯にその状況と向き合うことだといっても良いでしょう。真摯に向き合うためには、目を外側の『誰か』に向けるのではなく、内側の『自分の心』に向けることです。

起きて半畳、寝て一畳、天下とっても二合半

人間とは、いってしまえば、それだけの存在なのです。

柔軟心

やわらかい心、しなやかな心で生きなさい。
流れに任せるというのは、ただ流されるままになることとは違います。流れの方向を見定め、速さも読み切って、そのうえで、むやみに流れに逆らわず、みずから、すなわち、『頑固たる自分』として流れとともにゆく。

七走一坐

失敗の原因を素直に認識し、『これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった』というところまで心を開く人は、後日、進歩し成長する人だと思います。

本来無一物

人間は本来、なにひとつもたずに生まれてきたのだ、それが人間の本来の姿なのだから、執着するものなどどこにもない





フリーランスお2人の貴重なお話。DevLove 「あるサービス開発者の進撃 -Pragmatic Gemba Story-」参加メモ

日時:2014/01/09 (木) 19:30 - 21:30
URL:http://devlove.doorkeeper.jp/events/7810
タイトル:あるサービス開発者の進撃 -Pragmatic Gemba Story-
地図を捨てて、コンパスを手に取れ。

  • フリーランスでサービスのスタートアップに臨む、志田さん 
  • 組織を抜けフリーランスとして生き生きとしたものづくりに臨む、@garden_treeさん 
のお二方のお話。


感想


11月9日に開催した現場甲子園の再演ということで、スゴく楽しみにしていた。
http://devlove.doorkeeper.jp/events/5464

本戦は諸事情で聞くことができなかったので、速攻申込Done。2014年、新年1発目の勉強会。1週目もなんのその、ギリギリ開演に間に合う。

最初は志田さんの講演。
19:40 - 20:10 「ユーザーが「それいいね!」と言うまで」

ファーピース(犬版ツイッター)http://www.furpeace.com を運営されている。



このサービスでの、実際の仮説検証やインタビューでの実践知をふんだんに紹介していただいた。


その中ででてきたKA法
 「発話」から「心の声」にイメージし、そこから「価値」を導いていく
  価値という指標に揃えて、KA法でグルーピングする
  段階をおって価値を重ねていく。価値マップ作成。
  エビデンスに置き換えていく。整理するとサービスの価値を見失わない。


KA法を勉強したいなぁ。これってインタビューに限らず、チームマネジメントにも利用できるのではないかなぁ。と思った次第。

そして、LeanStartup
 仮説検証をムダなくすばやく繰り返していくかが重要
とのこと。うーん。深い。

仮説をインタビューで証明する。
つまり、

  • インタビュー設計
  • インタビュー
  • 録画
  • KA法で分析


かーらーのBuild-Measure-Learnサイクルを回していく。


「LeanStartup,UCDなど、特定の手法にとらわれず、自分たちにとってやりやすいやり方を模索していくのがよいのでは。」

「運営者としてやりたいコトが先にたってしまう。それをユーザーの声で引き戻してもらう。綱引き。そこからイノベーションが生まれるんじゃないだろうか。」

これらの言葉ってやはり重い。LeanStartUpの実践者の貴重な経験談。感謝感謝。

当日のスライドが公開されていた。
https://speakerdeck.com/shida/yuzaga-soreiine-toyan-umade






そして、2番目は、@garden_treeさん
20:10 - 20:40 「3年前の僕へ」

現場甲子園のスライドが下記に公開されている。

「3年前の僕へ」
http://www.slideshare.net/garden_tree/3-28080469

なんと、32,000views超え!!!すごい。




使われない機能が増えていく
  なぜか
ビジネスモデルを模索するフェーズだったのにも関わらず、
サービスの拡大やピボットに力を入れるべきだったにも関わらず、
作ることが目標になっていた。
目標が間違っていた。

システムを作ることが目標になっているので、手段が乖離していたのである。
システムを作ることを目標にすると使われないシステムが作られることになる
ビジネスという言葉の変化。捉え方が変わった。

組織(経営、営業、開発)のすべてのレイヤを貫いて、お客様に価値のある成果を届ける。これがビジネスなんだ。

自分自身、ムダなものをひたすら作り続けてきたかもしれない。
未だにその感覚が8割型を占めているかもしれない。
「なぜ」を自分自身に問いかけよう。
価値ってなんだろう。ビジネスってなんだろう。難しいと思っては思考停止に至ってしまう。
シンプルに削ぎ落とす。どんな価値を生み出したいのか?
「地図からコンパスそして憧れ駆動」
憧れは誰も否定できない。「軸」か。


お2人の講演をライブで聞けてよかった。肚落ちが違う。経験談に勝るものなし。すごい。

そういえば、なんか久々のDevLoveの参加だった気がする。そんなことないんだけど。
なぜだろう?年末年始で脳みそが停止していたのだろうか?
イチ参加者として参加させてもらったからかも。
もしくは、12月のぶっ込み感によるものだな。

終了後、雪!!とかいう話だった。帰り際のビール上手かったなぁ。ちょっと1時間だけのつもりが...
PowerUp、エネルギー充電完了。




当日のスライドが公開されていた。
http://www.slideshare.net/garden_tree/3a-piece-of-cake