「カイジ『勝つべくして勝つ! 』働き方の話」読了。
感想
- 問題の先送りはしない。
- 今を生きる。明日はこない。
- 本気で覚悟して腹をくるって仕事をする
- 仕事を楽しむべき、でも楽な仕事をすることとは違う
- 自分の価値を高める努力を怠ってはいけない
- 自分の軸を持つこと
- 行動できないことは分かったことにはならない
- 絶対に勝つ方法などない。考え抜いてやって負けてもしようがないと諦める
- 個人にもビジョンが必要で、やりたいことをやる。
- お金のために生きない。
- 目先の意味のないヒットを打ってもショウガない。意味ある課題解決に繋がる凡打の方が価値がある
引用
『明日にしよう』というたびに、人生を無駄にしている
現代には、夢みることもせず、行動することも、チャレンジすることもなく、夢の中で生活しているように『なんとなく』過ごしてしまっている人が多すぎると感じています。
決断をしなければ、失敗が明らかになりません。一方で、決断をして失敗すれば、それが明らかになってしまう。そのため、決断することを避けて、『無難』に過ごそうとしています。
その目標や夢をリアルに感じられるところまで自分が行かなければいけません。
ビジネス書を読んで内容を理解しても、それは単なる『わかったつもり』です。ビジネス書を読んでもそれだけでは仕事のできる人にはなれません。それは行動に移していないからです。頭で理屈を知っても、実際にやってみると随分違います。わかっていることと、実際にやってみることの間には大きな開きがあるからです。
本当に学びになるのは、真剣に自分のお金や時間を張ってみて、ヒリヒリするような感覚の中、決断していく時です。
他人と同じでは、”それなり”の評価しか得られません。みんなと同じことをやっていれば安心です。しかしそれでは”それなり”にしかなりません。... 『独自路線の積み上げ』か『圧倒的な積み上げ』か。どちらかを選ばなければ、高い評価をしてもらえないのです。
最初からその仕事を『得意』と感じている人なんていません。最初は不安で不安でたまりません。強いストレスも感じるはずです。しかし、それを乗り越えた結果、不安がなくなり、ストレスが減っていくのです。そしてやがては”安心領域”になっていくのです。その人が『得意なことだけをやって生活できている』のは、そうやって安心領域を作ってきたからです。
勝つ事は大事。でも確実にかつものなんてありません。うまくいく前提の時でしか勝負できず、確実に勝てるものしか手をだせないとしたら、何もできません。なんにも始められないのです。ここでポイントなるのは、... 『勝った時に得られるメリット x 勝つ確率』の期待値です。
世界中の野球選手が10割打てないことを悩まないのと同じように、ビジネスの世界でも10割を狙うことがそもそも論外なのです。
『勝つために必要なのは、相手を選ぶことだ』と言われることがあります。... それもひとつの考え方ではありますが、この戦略を取れるのは、別の場所で自分を鍛え、常に自分を高めていっていることが前提になります。
意志を持ち続けられる人は、使ってしまった意志を意図的に回復させられます。同時に、意志の力をかりずともその行動ができるように整えてから行動に移します。
- 一流は、内なる声に従い、軸を持って正しく、強く行動する
- 二流は、世間の評価を得たいがために、自分と周囲を欺き、浮つく。
- 三流は、世間の評価を得る基準に達しない。
『好きな仕事をしよう』『仕事を楽しむべき』というのは、『楽な仕事をしよう』『楽して金を稼げる仕事を選ぼう』ということではありません。
明日死ぬと思って 生きなさい。永遠に生きると思って 学びなさい モハトマ・ガンジ
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